寝たきりは莫大なお金がかかる

寝たきりになるとお金がかかります。早要介護5を例にとると、要介護5に認定された人は、月に約36万円分のサービスの利用が可能です。

月約36万円利用すると、年に約432万円の介護保険料が使われます。寝たきりのほとんどの人は病院にもかかっていますから、さらにここに医療費が上乗せされます。

医療費が日本一安いといわれる長野県でも、国民健康保険利用者の平均で1年間に1人68万円かかります。65歳以上になると100万円以上使うことが多いので、これを加えると、寝たきりの人1人に少なくとも約500万円の保険料が費やされることになります。

長野市の要介護4、5 の人たちは、人口論万人に対して4000人ほどでしょうか。この人たちに1人500万円かかるとすると、年間約200億円! これだけの金額が私たちの税金で賄われているのです。

この費用を、家計で見るとどうでしょうか。寝たきりの人の介護に必要なお金は、1年間で介護サービス料が一部自己負担で約40円、医療費も一部負担で約10万円、おむつ代が約24万円、合わせて約80万円です。

しかし、お金が出ていくだけではありません。入ってくるお金も少なくなります。寝たきりの人を1人抱えると、家族の誰かが仕事を辞めて介護にあたります。どんなに安いアルバイトでも、月10万円くらいの収入になります。

ですから、少なめに見積ってもl年間に約120万円の減収になるのです。おまけに、介護する人も高齢になってきます。親1人3人で子どもが介護しているケースを例にあげると、介護のためにひとりつ子が仕事を辞めてしまうと、介護から解放されてまた仕事を探そうというとき、すでに50歳近くなっていて再就職もむずかしくなってきます。

このようなシングル介護の場合、子どもが仕事を辞めてしまえば、たちまち収入が途絶えてしまいます。その後は親の年金を当てにしたり、なかには生活苦のために無理心中を図るケースもあります。

寝たきりは、構造的貧困を生む原因になるばかりか、悲惨な事件を招く引き金にもなっているのです。

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