脳卒中を3分の1に減らした習慣

これまで地域の死亡、疾患、寝たきりの発生を記録、分析し、「豊かな老後」、あるいは「幸せな老後」というものがあるなら、いったいどういう老後なのだろうかと考えてきました。

そこでたどり着いた1つの結論は、「普通に暮らしていたら寝たきりになる」ということでした。普通の食事、普通の生活がいちばんあぶない。そして、いわゆるピンピンコロリといくためには、支払うべき「税金」のようなお勤めがあると考えるようになりました。

税金と言われると嬉しい気分になる人はい、次の3つのことを行うだけでいいのです。これをしっかり頭に入れておく大事な3項目です。

  • 朝、血圧測定をする
  • 朝、体重測定をする
  • 食事は野菜から食べる

この3つのことができるようになると、本当に脳卒中の発生が減ります。3つの生活習慣をしっかり守ることで確実に脳卒中が減るのです。

特定健康診査における保健師、管理栄養士などの担う役割は非常に大きく、家庭血圧(早朝血圧) 測定の普及も、保健師、管理栄養士の協力を得てからは、その普及は目を見張るものがありました。

現在では、健診受診者の70% 以上、診療所受診者の95 % 以上は、家庭血圧を計ってくれています。血圧が高いからというのではなく、血圧を上げないために計るという予防のスタンスが地域に定着しようとしています。

薬を飲んで、血圧をコントロールしている人にとっては、この家庭血圧は、薬の種類や量を決める重要な情報であり、また、医者と患者さんが、患者さんの健康について話し合いを持つための糸口となる貴重な記録でもあります。

いま日本国内では、毎年1600万台の血圧計が生産されています。そして約4000万台が国内で稼働しているといわれています。この資産を使わない手はないでしょう。血圧測定は予防でも診療においても、おそらく最も大きなパワーを持っているものです。

高血圧についてはこちら。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です