子どもたちに健康を引き継ぐためには

食事の最初に野菜を食べる。糖尿病をはじめ、ほとんどの生活習慣病は、1万年もの間、日本人の進化の過程でほとんど食べたことのなかった食品ばかりを、この60年間で食べるようになったことに起因しています。

進化が違うためにめったに食べることのなかった食品が、この軍閥で非常に低価格になり、しかもおいしい。

本能にすぐれた子どもたちは、大喜びです。単位重量あたりのカロリーが高い食品は、本能的においしい。だから、野菜なんかそっちのけで肉や脂を食らいます。

「小さく産んで大きく育てる」何をバカなことを言っているの、お母さん。女性のダイエット志向の風潮の中で、お腹に赤ちゃんがいる周産期でも体重をあまり増やさない人が増えました。すると、子どもはお腹の中で、いまの世は「飢餓の時代」と悟って倹約モードになり、小さく産まれてきます。しかし、日本人はもともと倹約型の進化をしてきた民族です。そのうえ倹約モードの子どもが産まれたら、どうなるでしょうか。倹約モードの子どもは、体の大きさもさることなが溝1 さまざまなホルモンの分泌も、倹約モードです。

ところが出てきた世の中は栄養にあふれていて、小さく生まれた子どもたちは親から「大きくなーれ」とどんどん食べさせられます。低燃費の単にアメ車のガソリンを食わせれば、故障するのは白明の理。いま、急速に発展を遂げているインドをはじめとするアジアの国々では、若年者の糖尿病の発生が国の問題となっています。それは、日本がたどっている道でもあります。

ヨーロッパ人種は、その進化の過程で、高脂肪食との闘いを数千年もの間続けてきたために、「太っても病気をしない体」を手に入れました。しかし、私たち日本人の場合は、つい60年前にその闘いが始まったばかりなのです。

子どもたちは、闘いのさなかにいることを知りません。気づき、備えて、その方法と習慣を残すべきは、私たち親の世代の仕事です。私たちのがんばりは、当然、私たちの世代の健康へ直接跳ね返ります。それだけではなくうれしいことに、子どもたちは何の努力をしなくても、基本的な健康を手に入れられるのです。

ご自分のよりよい健康、そして、寝たきりのない老後。これを実現する取り組みは、必ず、子どもたちに引き継がれていきます。そうなれば、親としてこのうえない幸福をつかむことができます。「寝たきりを半分に減らす」という私たちの取り組みは、このように世代を超えて家族に幸福をもたらすと考えています。

現代人の体にたまった老廃物や毒素を体外に排出する

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