「安くて、うまい、健康的」な 弁当には大きな声では言えない秘密がある

「化学調味料・合成保存料・合成着色料は使用していません」という表示のある弁当やおにぎり、サンドイッチなどを販売している コンビニチェーン店が増えてきました。

健康志向の時代を反映して、ついにコンビニも「無添加」の方向に進んでいると思っている人もいるかもしれませんが、そうではないので。

サンドイッチ」の でも紹介していますが、食品添加物メーカーが心配するほど、pH調整剤を使っています。ほとんどのコンビニ食品は、「常温で保管しても36時間は腐らない」ように作られています。そのために何が必要かといえば、このpH調整剤です。

消費者である私たちは、原材料表示や賞味期限を確認し、なぜ、常温で二36時間も腐らないのか」という疑問を持たなければいけません。

ただ、たとえばコンビニ弁当にしても、弁当の上部のブタには価格や消費期限、力ロリーや「混め時間」などが表示してあるだけです。原材料表示がどこにあるかといえば、商品の下側(底)に貼り付けられている場合がほとんです。

弁当を持のぞち上げて下から覗き込まなければ確認することはできません。添加物だらけの表示を前面に出せば、消費者が敬遠するのではないかと心配してのことかもしれませんが、これは売る側のモラルが問われる部分です。

コンビニ弁当が持っている「脅威」が一部で顕在化したことがあります。売れ残ったコンビニ弁当を豚の飼料にしたところ、豚に出産異常が続出したという報道がありました。豚の臓器を人間に移植する研究も進んでいます(名古屋大学医学部)ほど、豚の体の構造は人間のそれに近いというのです。その豚に本当にコ ンビ二弁当で異常が出ているとしたら、それは人類への警鐘と考えなければいけません。

買う側としても、弁当をひっくり返して原材料表示を確認するという「ひと手間」を惜しんではいけません。

知らぬ間に食べている

子どもたちに健康を引き継ぐためには

食事の最初に野菜を食べる。糖尿病をはじめ、ほとんどの生活習慣病は、1万年もの間、日本人の進化の過程でほとんど食べたことのなかった食品ばかりを、この60年間で食べるようになったことに起因しています。

進化が違うためにめったに食べることのなかった食品が、この軍閥で非常に低価格になり、しかもおいしい。

本能にすぐれた子どもたちは、大喜びです。単位重量あたりのカロリーが高い食品は、本能的においしい。だから、野菜なんかそっちのけで肉や脂を食らいます。

「小さく産んで大きく育てる」何をバカなことを言っているの、お母さん。女性のダイエット志向の風潮の中で、お腹に赤ちゃんがいる周産期でも体重をあまり増やさない人が増えました。すると、子どもはお腹の中で、いまの世は「飢餓の時代」と悟って倹約モードになり、小さく産まれてきます。しかし、日本人はもともと倹約型の進化をしてきた民族です。そのうえ倹約モードの子どもが産まれたら、どうなるでしょうか。倹約モードの子どもは、体の大きさもさることなが溝1 さまざまなホルモンの分泌も、倹約モードです。

ところが出てきた世の中は栄養にあふれていて、小さく生まれた子どもたちは親から「大きくなーれ」とどんどん食べさせられます。低燃費の単にアメ車のガソリンを食わせれば、故障するのは白明の理。いま、急速に発展を遂げているインドをはじめとするアジアの国々では、若年者の糖尿病の発生が国の問題となっています。それは、日本がたどっている道でもあります。

ヨーロッパ人種は、その進化の過程で、高脂肪食との闘いを数千年もの間続けてきたために、「太っても病気をしない体」を手に入れました。しかし、私たち日本人の場合は、つい60年前にその闘いが始まったばかりなのです。

子どもたちは、闘いのさなかにいることを知りません。気づき、備えて、その方法と習慣を残すべきは、私たち親の世代の仕事です。私たちのがんばりは、当然、私たちの世代の健康へ直接跳ね返ります。それだけではなくうれしいことに、子どもたちは何の努力をしなくても、基本的な健康を手に入れられるのです。

ご自分のよりよい健康、そして、寝たきりのない老後。これを実現する取り組みは、必ず、子どもたちに引き継がれていきます。そうなれば、親としてこのうえない幸福をつかむことができます。「寝たきりを半分に減らす」という私たちの取り組みは、このように世代を超えて家族に幸福をもたらすと考えています。

現代人の体にたまった老廃物や毒素を体外に排出する

体重と血圧は偽りのない自分の本当の姿をうつしている

体重に関しての取り組みは、とくに青年から中年くらいの、比較的若い世代に有効な方法です。

もちろん小児肥満も大きな社会問題ですが、今回は、「寝たきり」がテーマになっていますので。

メタボが叫ばれて久しいですが、予防という観点から最も簡単に計れる体の指標は体重ではないでしょうか。

パンツ一丁になって、はかりに乗るだけ。簡単です。毎朝はかりに乗ると、いろいろなことに気づかされます。飲んで帰った次の日の体重増。朝と夕の体重差。

夏と冬でも3kgくらいは普通に体重が変動します。体重の変動からがんを見つけたり、自殺願望を察知したりしたことは枚挙にいとまがありません。簡単ですが、とても有益な体の情報なのです。

また体重を毎日計るだけで、多くの人は毎日の行動が変わっていきます。たとえば、前日の朝と比べて800 gくらい体重が増えていたら、その日はおやつを控えようと思うのではないでしょうか。

逆に、体重を計らない人が、何も考えないで無頓着によけいなものを口に運びます。そして、主張します。「食べてないのに、私太るの! 」「勘弁してください。人間は、食べなければ太りませんてば。体重を計るということは、とても怖いことです。なぜなら、血圧と違って言い訳がきかないからです。

何度計っても、重いものは重い!でも、この怖さをエイッと乗り越えた人だけが、いま自分のいる場所を確かに知って、次に起こすべき行動を悟るのです。朝の血圧と、朝の体重。これらは、昨日までの自分のすべての行いの偽りない結果です。これを毎日顧みて、今日の自分をイメージする。

これを、1日、1週間、1ケ月、さらに5年、10年と積み上げた先に、本当の健康、ご自分の思い描く健康の実現があるのだと思います。

脳卒中を3分の1に減らした習慣

これまで地域の死亡、疾患、寝たきりの発生を記録、分析し、「豊かな老後」、あるいは「幸せな老後」というものがあるなら、いったいどういう老後なのだろうかと考えてきました。

そこでたどり着いた1つの結論は、「普通に暮らしていたら寝たきりになる」ということでした。普通の食事、普通の生活がいちばんあぶない。そして、いわゆるピンピンコロリといくためには、支払うべき「税金」のようなお勤めがあると考えるようになりました。

税金と言われると嬉しい気分になる人はい、次の3つのことを行うだけでいいのです。これをしっかり頭に入れておく大事な3項目です。

  • 朝、血圧測定をする
  • 朝、体重測定をする
  • 食事は野菜から食べる

この3つのことができるようになると、本当に脳卒中の発生が減ります。3つの生活習慣をしっかり守ることで確実に脳卒中が減るのです。

特定健康診査における保健師、管理栄養士などの担う役割は非常に大きく、家庭血圧(早朝血圧) 測定の普及も、保健師、管理栄養士の協力を得てからは、その普及は目を見張るものがありました。

現在では、健診受診者の70% 以上、診療所受診者の95 % 以上は、家庭血圧を計ってくれています。血圧が高いからというのではなく、血圧を上げないために計るという予防のスタンスが地域に定着しようとしています。

薬を飲んで、血圧をコントロールしている人にとっては、この家庭血圧は、薬の種類や量を決める重要な情報であり、また、医者と患者さんが、患者さんの健康について話し合いを持つための糸口となる貴重な記録でもあります。

いま日本国内では、毎年1600万台の血圧計が生産されています。そして約4000万台が国内で稼働しているといわれています。この資産を使わない手はないでしょう。血圧測定は予防でも診療においても、おそらく最も大きなパワーを持っているものです。

高血圧についてはこちら。

医学はすすんでいるのに寝たきりが増えたのは

平成29年度の医療費は42.2兆円となり、前年度に比べて約0.9兆円の増加となりました。医療費の内訳を診療種類別にみると、入院17.0兆円(構成割合40.2%)、入院外14.4兆円(34.1%)、歯科2.9兆円(6.9%)、調剤7.7兆円(18.3%)となっています。

また介護保険も、運用が始まってから黒字になったことなど一度もありません。今から17年前の2002年の小泉内閣のときには、毎年2000億円の社会保障費の自然増とまでいわれ、これを是正するという名目で行った医療制度改革が、現在の医療崩壊を招く一因にもなりました。

保険であれ、医療であれ、赤字の垂れ流しはどこかに大きなひずみを生む結果になるでしょう。

何がこのような社会保障給付費の自然増のもとになっているのでしょうか。早い話、国民の高齢化です。しかし、高齢化は何をしても止めようがありません。働く世代の人口や出生率がこれから増えるとも思えません。高齢化する社会、その中で何が大きなお金を必要としているかを考えたときに、私は寝たきり、つまり要介護4、5 の増加を何とか減速できないものかと思案したのです。

寝たきりの半分は脳卒中を原因としており、脳卒中による寝たきりの日数あるいは入院日数は、他の患者より群を抜いて長期にわたります。おまけに日本人は、動脈硬化性疾患が圧倒的に脳に出やすい。このことが、日本人の寝たきりを増やす大きな要因ともなっています。また、寝たきりの発生には、日本人独特とも思える死生観も大きく横たわっているように思えます。

世界では介護する側みの負担ももっと少なく、でも、手厚い看取りが行われているような気がします。世の中に死んでよい人はいないと思いますが、生きていたくないのに生かされている人は多くいるように思うのです。この生きていたくなくなるような人生の終末、その多くは、脳卒中を主因とする寝たきりではないでしょうか。元来私たちが「寝たきりを半分に減らす」をテーマに掲げた理由は、地域の人たちから「寝たきりはいやだ!」「どうすれば寝たきりを避けられるのか? 」という命題をいただいたことがスタートなのです。

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寝たきりは地獄

これだけお金がかかる寝たきり。いったいどのくらいの時間続くのでしょうか。先ほどの調査において、寝たきりになる年齢や、寝たきりの期間を調べました。

寝たきりは80歳くらいからドーンと増えますが、若い頃寝たきりになった人は寝たきり期間が長い傾向があります。寝たきり期間を原因別に見ると、脳血管疾患で寝たきりになった人は約4.1年、脳血管疾患以外の寝たきりは約2.1年。

つまり、脳血管疾患による寝たきりは、それ以外の寝たきりより2年も寝たきり期間が長いのです。昔は、脳血管疾患、なかでも脳卒中はコロッと死ぬ病気でした。ところがいま、脳卒中ではコロッと死ななくなりました。

脳出血ではなく、脳梗塞が増えたからです。寝たきりは地獄です。あるおじいちゃんの例です。この人は首から下が全部麻痔して、言語中枢もやられています。つまり、しゃべれないのです。何か話をしても、私には「うー」「あー」というふうにしか聞こえません。そして二言目には『殺してくれ』って言うようになります。これが現実です。

寝たきりは地獄なのです。このおじいちゃんは、ご自身の妻にも一晩中「死にたいから殺してくれ」と訴えていました。

寝たきりというのは、それほどの地獄なのです。それは、介護する側も同じです。寝たきり期間が長くなると、家族も早くラクになりたいと思う。すると、考えてはいけないことを考えてしまいます。

介護が5 年、6 年と長くなると、そこまで人を追いつめてしまうのです。ですから、脳血管疾患で寝たきりになってはいけないのです。脳血管疾患は寝たきり期間が長いだけでなく、入院期間も長くなります。脳血管疾患で入院した場合、男性は85.3日間、女性は125,8日間。がんや心疾患の3倍以上です。

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寝たきりは莫大なお金がかかる

寝たきりになるとお金がかかります。早要介護5を例にとると、要介護5に認定された人は、月に約36万円分のサービスの利用が可能です。

月約36万円利用すると、年に約432万円の介護保険料が使われます。寝たきりのほとんどの人は病院にもかかっていますから、さらにここに医療費が上乗せされます。

医療費が日本一安いといわれる長野県でも、国民健康保険利用者の平均で1年間に1人68万円かかります。65歳以上になると100万円以上使うことが多いので、これを加えると、寝たきりの人1人に少なくとも約500万円の保険料が費やされることになります。

長野市の要介護4、5 の人たちは、人口論万人に対して4000人ほどでしょうか。この人たちに1人500万円かかるとすると、年間約200億円! これだけの金額が私たちの税金で賄われているのです。

この費用を、家計で見るとどうでしょうか。寝たきりの人の介護に必要なお金は、1年間で介護サービス料が一部自己負担で約40円、医療費も一部負担で約10万円、おむつ代が約24万円、合わせて約80万円です。

しかし、お金が出ていくだけではありません。入ってくるお金も少なくなります。寝たきりの人を1人抱えると、家族の誰かが仕事を辞めて介護にあたります。どんなに安いアルバイトでも、月10万円くらいの収入になります。

ですから、少なめに見積ってもl年間に約120万円の減収になるのです。おまけに、介護する人も高齢になってきます。親1人3人で子どもが介護しているケースを例にあげると、介護のためにひとりつ子が仕事を辞めてしまうと、介護から解放されてまた仕事を探そうというとき、すでに50歳近くなっていて再就職もむずかしくなってきます。

このようなシングル介護の場合、子どもが仕事を辞めてしまえば、たちまち収入が途絶えてしまいます。その後は親の年金を当てにしたり、なかには生活苦のために無理心中を図るケースもあります。

寝たきりは、構造的貧困を生む原因になるばかりか、悲惨な事件を招く引き金にもなっているのです。

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寝たきりとは、脳卒中の後遺症

日本人の寝たきりの約半数は、脳卒中によるものです。脳卒中の予防は、この寝たきりの予防にもつながるのです。そもそも寝たきりというのは、どんな状態をいうのでしょうか。

40歳以上になると、みなさんが加入する介護保険。要支援と要介護に分かれており、要支援は1と2 、要介護は1 〜5まで、合計7ランクに分類されています。この介護保険の認定で、要介護4〜5 のことを多くの場合「寝たきり」と呼んでいます。

ある地域での寝たきりの原因を調査しました。今からおよそ15年前の2004年3月31日時点で、54名の寝たきり患者のうち46% が脳血管疾患(脳出血、脳梗塞、くも股下出血)、9% が認知症です。

認知症の半分は脳血管性認知症(小さな脳梗塞の積み重ねが関係する) といわれていますから、合わせて5% が脳の病気で寝たきりになつているということです。

国の調査でも、同じょうな結果が出ています。厚生労働省が行った2004年度の調査によると、要介護4 の36%、要介護5の44%は、脳卒中を主因としています。急こんなことが詳しくわかるかというと、介護保険では認定に際し、必ず主治医意見書という書類を医者が書くのですが、その中に、障害の主因となった原因を記載するところがあるからです。

100年前、寝たきりという言葉はあまり使われていませんでした。50年前でも、まだそんなに、その言葉を聞きませんでした。なぜなら、その頃、寝たきりになるような病気l 吋凶月卒中篭になる人は、だいたい発症から2〜3日、長くても1ケ月くらいで亡くなつていたからです。しかしこの帥年間で、寝たきりはどんどん増えています。とくにここ川年間ほどは、介護という別の名前で、寝たきりがクローズアップされるようになりました。

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運動習慣・身体活動も、がんの発症に関係している

  • デスクワークや家事が中心で、日常的に体を動かすことが少ないと感じている。現代人特有のワークスタイル、ライフスタイルが影響している
  • 休日はダラダラと過ごすことが多く、運動がなかなかできない。体を動かす習慣がほとんどない

このふたつについては、運動習慣や身体活動についての項目です。便利な現代社会は、意識していないと身体を動かす機会は減る一方です。

移動ははとんど車、同僚への連絡はメール、買い物はインターネット通販、部屋の掃除は掃除ロボット… … という生活をしていると、日常の身体活動量は非常に少なくなってしまいます。厚生労働省のデータでは、15歳以上の日本人の1日の平均歩数は、1997年と2009年を比較すると、男女ともに約10000歩も減少しているそうです。しかも活動量が減ると、体重が増えやすくなる一方、筋肉量は低下します。すると少し体を動かすのもおっくうになって、ますます非活動的になるという、悪循環に陥っていきます。

運動の効用は、筋肉を維持したり、肥満を予防したりするだけではありません。ホルモンなどの内分泌機能や血糖値を下げるインスリンの働きも、運動によって改善することがわかっています。さらに、がん細胞などの異常な細胞を排除してくれる免疫機能も、適度な運動をすることで向上します。

つまり運動はがんの予防にもつながっています。大腸がんは、運動がリスクを下げることが「ほぼ確実」とされていますので、体を動かすことが非常に大切となります。運動といっても、必ずしも激しいスポーツをする必要はありません。

エレベーターやエスカレーターを使わずに階段利用を増やす、通勤時に一駅手前で降りて歩いて帰るなどや少し遠くの店に徒歩で買い物に行くなど、身近にできることで活動量を増やすだけでも大きく違ってきます。

スポーツや運動を生活に取り入れる場合、軽く汗をかき、息が少しはずむ程度の運動を週に数回行うと、脂肪燃焼や筋肉を鍛える効果が期待できます。中でも下半身の筋肉は全身の筋肉の7剖近くを占めるといわれており、ウォーキングやランニングなどで下半身の0 50筋肉を鍛えることは、非常に効率的といえます。

早期発見のために 自覚症状で安易に判断せずに、定期的な検査でがんを早期発見する15項目

食道がんは飲酒との関係性が深い

  • 仕事や仲間うちなどで酒席の付き合いが多い。あるいは自宅で晩酌することが多い。
  • アルコールを飲むとすぐに顔が赤くなったり、数年前と比べて酔いやすくなったと感じる。
  • 胃酸の逆流やゲップが時々ある。食べ過ぎや飲み過ぎで、たまに胸やけがする。

これらは飲酒に関係します。健康のためには「アルコールは適量に」という話は誰でも聞いたことがあると思いますが、喫煙と同様に飲酒も習慣性が高いため、控えたはうがいいと知りつつ、つい飲み過ぎる人も少なくないようです。

しかし、過度の飲酒はがんのリスクを確実に上昇させます。特に大量の飲酒が引き金になるケースが非常に多いのが、食道がんです。アルコールを毎日3 合以上飲んでいる人の食道がんリスクは、お酒を飲まない人の約60倍以上になるといわれています。また、飲酒すると1すぐに顔が赤くなる人」.はさらに注意が必要です。

飲酒によって顔が赤くなるのは、アルコールを分解する肝臓内の消化酵素の働きが弱く、アルコールの処理速度が遅れるためです。通常アルコールは、体内に入ると肝臓の消化酵素によって無害なものに分解されていきます。この分解の過程で生じるのが、発がん物質の一種であるアセトアルデヒドです。

アルコールの処理速度が遅い人、つまりお酒に弱い人はアルコールの分解が間に合わず、アセトアルデヒドが体の中に残ってしまいます。食道がんの発生に関しては現在のところ、この「分解が間に合わずに残ったアセトアルデヒド」から受ける影響とアルコールの直接的な刺激によるものが大きいと考えられています。ご存じのように、アルコールの処理速度は人によって大きく異なります。それは遺伝子によってアルコールの分解能力がほぼ決まっているからです。そのため、いくら飲んでも顔色も変わらないという人に比べて、すぐに顔が赤くなる人= アルコールの処理速度が遅い人が、慣れによってお酒を飲めるようになり、多量の飲酒を続けている場合は、特に注意が必要です。

3つ目の項目の「胃酸の逆流」も、食道がんのリスクを高めます。胃酸は、胃に入ってきた食物を消化する強い酸性の液体です。

 

1960年代頃から、わが国では、良質なカルシウム源として牛乳などの乳製品を積極的にとろうという栄養指導が広く行われるようになりました。また食肉産業も整備され、一般家庭で普通に牛肉や乳製品の摂取をするようになったのも、この頃からです。

こうした変化により日本人の栄養状態や身長などは急激に進歩しましたが、一方で弊害も現れるようになりました。その代表が、糖尿病や高血圧などの生活習慣病の増加であり、がんなどの悪性腫瘍の増加です。

各国の研究で、動物性脂肪を多く含む乳製品やハム、ベーコン、ソーセージなどの加工肉、豚・牛などの赤肉を多く摂取する人は、大腸がんになりやすいという報告もあります。理由としては、牛乳に多量に含まれているホルモンが発がんに関与するとされていることや、さらに肉類などの動物性脂肪を多くとることで、腸内細菌叢が変化することも一因と考えられています。また先にも挙げた喫煙、アルコールの大量摂取もがんのリスクを増大させますが、

炭水化物のとり過ぎで起こる肥満や動物性脂肪のとり過ぎなどが、多くのがんの発症に大きく関卑していることが明らかになってきています。

肥満によってリスクが上がる確率が高いのは大腸がん、食道がん、乳がん、肝臓がんなどが挙げられます。特に大腸がんは関連が深く、国立がん研究センターの研究によると、BMI(肥満度) 30 以上の肥満の男性は、大腸がんになるリスクが約1.4倍にもなると報告されています。

大腸がんは、男性のがん死亡数が3位、女性が1位となっており、亡くなる人が多いがんでも為ります。なぜ大腸がんで亡くなる人が増えているのかといえば、大腸がんは病状がかなり進行しないと自覚症状が出ないがんの代表だからです。

出血、便の変化といった自覚症状が出てから検査した時には、病状がかなり進行している可能性が高く、手遅れの状態で見つかるケースも珍しくありません。その結果、大腸がんが原因で亡くなる人たちが多くなってきているものと思われます。

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